青森県重宝 法眼寺本堂 所在地 黒石市大字山形町82 法眼寺
法眼寺は、延宝八年(1860年)、勢州阿坂(三重県)出身の南宗元頓によって開山された黄檗(おうばく)禅宗の寺である。
黒石では通称「オバコハ」と言われている。
寺は、最初は温湯村に建立されたが元禄四年(1691年)に黒石第三代領主の命により、現在の山形町に移され、以降領(藩)主の祈願所として寺領が与えられた。
法眼寺の本堂は、寛保二年(1742年)の火災で焼失し、宝暦九年(1759年)と明和三年(1766年)の大地震で破壊された。明和六年(1769年)に仮本堂として再建立したのが現在に至っている。
本堂正面には、向唐破風の向拝玄関があり、正面妻飾(つまかざり)は三重虹梁大瓶束(さんじゅうこうりょうたいへいづか)から成る。この妻飾の架構は、大きな茅葺屋根とともに壮大である。
黒石市教育委員会編「黒石の文化財」より